説明
COOLSHIRT SYSTEMS クラブウォーターシステムは、保冷効果も高くボックス内に氷と水を大量に保管しておくことが可能です。スイッチを入れるだけでクールスーツ内に冷却水が循環し冷却効果を発揮します。
クーラーユニット容量は小型軽量の13クォート仕様(約12L)、長時間の連続使用が可能な19クォート仕様(約18L)の2タイプが用意されていますので、予想される連続走行時間/車内温度の上昇具合などを目安にお選び下さい。
製品詳細
動作電圧 | DC12v |
消費電力 | 1.8A |
製品寸法 | 13qt:H29×W36×L25(cm) 19qt:H34×W40×L27(cm) |
乾燥重量 | 13qt:約1300g 19qt:約1800g |
連続使用時間 | 13qt:約3時間+α 19qt:約6時間+α |
ご注意
- 本品はDC12V配線(+-)が取り付けられたままの状態ですので、使用には電源接続加工(シガープラグ等の取り付けおよび配線接続加工)が必要です。
- 配線を行う際には本体ユニットとDC12v電源の接続には必ずポンプ(DC12v/1.8A)に見合った容量のヒューズ・電源コネクター・ON/OFFスイッチ等を設けてください。
- 純正コントロールユニットFC1(別売)を接続するとON/OFF だけでなく流量調整やトラブル時の直結バイパスモードが利用可能です。
- クーリングガーメント・断熱ホース・固定用トレイは別売です。
製品保証
1年間メーカー製品保証
製品特徴
クールスーツは本来、宇宙飛行士の船外活動宇宙服や、医療現場において早急な体温冷却が必要な患者への使用、消火活動を行う消防士を熱射病から守る為に考案された特別な人体用冷却システムですが、近年ではその高い効果によりモータースポーツで広く使われるようになった装置です。
特に高温多湿の地域や夏期に行われる耐久レースやツーリングカーレースにおいてドライバーを熱中症の危険から守るだけでなく、体力や集中力を長時間維持させる為の必需品となりました。
そして今や「クールスーツ」という装置名自体がレーシングドライバーのパーソナルクーリングシステムの代名詞となっています。
高温多湿の夏場におけるツーリングカーレースなどで問題となるのが車内の熱。
大半のレース車両は、エアコンはもちろん断熱材などを撤去している上、特に最近の車両ではエアロダイナミズムの進化によって車内の空気が換気されずに熱気が滞留しやすくなっています。
夏場には走行中の車内温度が時には60度を超える高温になってしまうケースも珍しくなく、レーシングスーツを着用するドライバーの体温は急激に上昇した結果、熱中症や脱水症状に陥り集中力を欠いて反応速度が著しく低下したり意識混濁状態に陥り重い後遺症が残ったり、最悪の場合は死に至ります。
しかし当クラブウォーターシステムは炎天下の停車中でもスイッチを入れるだけでドライビングスーツの下で冷水が循環し体温を強制的に冷却する効果を発揮、つまり他のライバル達が暑さで体力を消耗しているのとは正反対にチェッカーフラッグまで快適な環境で高い集中力を維持できるでしょう。
■仕様変更などがある場合がございますので、事前にお電話やメールでお問い合わせいただくと確実です。お客様に合った製品をご案内いたします。